猫は雨の日に眠くなる?元気ない?よく寝る理由と原因
今日は雨模様。雨の日って、晴れている日に比べて猫たちがおとなしい気がしませんか?
元気がないの?心配になるくらい静か
いつもは追いかけっこしたり、じゃれあったりと忙しい2匹も、今日は落ち着いています。というか、ずっと眠っています。前々から気になっていたので、今日は雨と猫の関係を調べてみました!
理由その1 人間と同じで、低気圧はダルいんです。
私たち人間も、雨の日だとなんとなく体がだるかったり、頭が痛くなったりしますよね。その原因のひとつが低気圧。気圧が下がると血管がゆるんで膨張し、神経を圧迫すると言われています。(想像するとコワイ!)
そういえば、「猫が顔をなめると雨が降る」なんて言い伝え?がありますよね。これは、湿度が高くなるとヒゲが湿気で重くなるため、猫が前足で顔を洗うからだと言われています。昔の人の観察力は凄いなぁ……と思いますが、家猫ではちょっと分かりにくい動作かもしれないですね。
低気圧の影響を考えると、ただ単に眠いだけでなく「なんかダルいニャア」と、猫たちも感じているのかもしれません。
理由その2 太陽の光を浴びないと、眠くなっちゃう。
「ウト…ウト…まだ寝てない…ニャ」
人間も、朝に太陽の光を浴びると目が覚めますよね。それは、太陽の光を浴びるとメラトニンというホルモンの分泌が止まって活動モードに入るから、と考えられています。日光に当たらないとメラトニンの分泌が止まらず、一日中やる気が起きない状態になってしまうんだとか。
Uさんもコタツにもたれて、一日中ウトウト。大きな目がちっちゃくなっています。
理由その3 雨の日は動かない主義、ニャ。
「ご飯の時は元気ニャよ。」
雨の日に眠るのは、猫が元々肉食の狩猟動物だからということもあるそう。
「雨の日は体が濡れちゃうし、狩りもしづらい。ムダに動いてお腹を減らすくらいなら、1日寝ちゃお!明日から頑張る。明日から頑張るってば!」
って感じでしょうか?さすが猫様。ご飯は私どもが用意しますので、どうぞお眠りください。
本当のところ、猫がどんな体調・気持ちなのかは分かりませんが、なんとなくやる気が出ないのは人間も猫も一緒ということは間違いなさそうです。そこで一日中眠っても許されるのが、人間と猫との違いですが……!
猫が眠そうな時は、そっとしておいてあげる。そして、猫が求めない限り、オモチャで遊びまくったり、構いすぎたりしない方が無難かもしれません。
雨の日は、のんびりしよう。
やる気が出ないとはいえ、いつもは猫たちの相手やイタズラの処理に追われている私も、雨の日はゆっくり過ごせます。
猫も私の膝の上でのんびり過ごしてくれるので、これはこれで幸せ。雨の日は雨の日の楽しみを見つけて、猫ライフを楽しんでいきたいですね。